↑にて「MLMはネガティブなイメージがつきまとう」と記載しましたが、その大元となっているのが「ねずみ講とゴッチャになっている」という現状です!
マルチ商法 ネズミ講 MLM って一緒ですか?
MLMは最先端ビジネス的な感じの説明を受けました。
友人に話したら
「MLMってネズミ講だよ。手を出す人とは関わらない方が良い」
と言われました。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14166954704?__ysp=TUxNIOOBreOBmuOBv%2Bismw%3D%3D
くり返しますが、MLMは確立されたビジネス法のひとつであって、決して犯罪行為ではありません!!
…それにしても、いったい何故世間では「MLM=ねずみ講」というイメージが横行しているのでしょうか?
ねずみ講とは?

「MLMとねずみ講との違い」についてハッキリさせる前に、まず「ねずみ講」の概要をまとめていきましょう。
ポイント①無限に仲間が増え続ける
ねずみ講は別名「無限連鎖講」「連鎖配当組織」と呼ばれています。
ここにねずみ講がねずみ講たる所以が隠されているのですが、
要は「仲間が”ねずみ算式=無限”に増え続ける」という意味がふくまれています。
仲間を増やすのは、そうしなければ利益が得られないからです。
ねずみ講は基本的に新規メンバーの登録料で稼いでいるため、次々と勧誘して会員を増やさなければ収入はゼロ。
これが、ねずみ講の大きな特徴であり弱点でもあるのです!
ポイント②働けど働けど利益が得られず
ねずみ講で特をするのは立場上「上」にいる人たちのみで、「下」の人たちにはほとんど利益が入ってきません。
なぜなら、会員が増えれば増えるほど、
登録料で「上」のお財布が潤うという仕組みになっているからです。
自転車操業のねずみ講は一見「頑張って働けばその分儲けが出る!」と思ってしまいそうですが、
「下」の人たちはどんなに努力しようと、絶対に得をしない仕組みが成立している、それが「ねずみ講」なのです!
ポイント③そもそも法律で禁止されてる!
1978年公布、翌年施工された「無限連鎖防止法」によって
ねずみ講自体が「違法」と定められました。
昭和五十三年法律第百一号無限連鎖講の防止に関する法律(目的)第一条 この法律は、無限連鎖講が、終局において破たんすべき性質のものであるのにかかわらずいたずらに関係者の射幸心をあおり、加入者の相当部分の者に経済的な損失を与えるに至るものであることにかんがみ、これに関与する行為を禁止するとともに、その防止に関する調査及び啓もう活動について規定を設けることにより、無限連鎖講がもたらす社会的な害悪を防止することを目的とする。
http://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=353AC1000000101&openerCode=1
MLMは法的にも安心安全なビジネス!

ねずみ講とMLMの大きな違いは「法的に禁止されているかどうか」です!
上記したように、ねずみ講は40年前に「無限連鎖防止法」によって違法と定められましたが、現状MLMに対する法的な措置はほとんどありません。
MLMが安全な根拠
ポイント①明確なルールが存在する
積極的にMLMを取り入れている各企業は、予めビジネスを行う側に対し厳しいルールを設け、遵守が不可能と判断されたメンバーは外されることもあるようです。
その理由は、ビジネスを行う側が「一般人」だからに他ありません。
油断してしまえば、どのようなバックグラウンドを持った人間が紛れ込んでくるか、冷静に見定めることが難しくなるからこそ、中には書類審査や年齢制限を設けている企業もあります。
明確なルールを設けることで、「当社のMLMメンバーは全員社会的に信用できます」と世間や消費者に対しアピールする目的があるのでしょう。
ポイント②有名企業がMLMに注目
社会的にMLMへの信用度が低い背景には、
一般人:「そもそも日本の企業が関わってるって聞いたこと無いんだけど?」
という意見も少なからず関係していると思います。
詳細は「MLM導入企業紹介」にまとめていきますが、ここでチラッと「あること」をお伝えしちゃいましょう…。
じつは、日本にもMLMを行う有名企業があります!!
そのひとつが、ミキプルーンでお馴染みの「三基商事」です!!
2015年3月号の「月刊ネットワークビジネス」によると、
三基商事は「健康食品マーケット、訪問販売企業部門にて売上2位」という結果を残しています。売上が大きく上昇した背景には、MLMが関係していることは想像に難くありませんよね!
ポイント③結局、努力しなければ利益は得られない!
私がまだMLMに対して半信半疑だった頃、誘ってくれた友人がこんなことを言っていました。
「頑張って結果を残さなければ意味がない部分は、MLMも他のビジネスも変わらないよ」
この言葉を聞いた途端、
素直に「…もうすこし説明に耳を傾けてみようかな」と思えたから、不思議なものです。
けれど、友人の言葉は、「MLMの本質」を的確に突いているかもしれないと、後々真剣に考えるようになりました。
ビジネスは、定められたルールと環境のなかで自分なりの努力をしてはじめて「一人前」と認められるものだと思います。
0から作り上げていくイメージの強いMLMも、明確なルールのなかで創意工夫をしなければならない部分は、一般企業の仕事とあまり変わりはないのでは、と。
けれど、「0から作り上げていかなければならない」分、通常の仕事とは異なる考え方をしなければなりません。
コミュニケーションも重要になるので、努力だけではなく「如何に頭を柔軟にするか」が大切になると推測します。
これこそ、MLMの難しさであり、同時に醍醐味でもあるのでしょう。
※逆に「我社のMLMメンバーになると簡単に儲けられますよ!」という宣伝文句は詐欺の可能性が高いのでお気を付けください。
個人的には「安全が保証された場所だからこそ頑張りがいがある!」と思っていますが(*^^*)
MLMの歴史を知ろう!!

そういえば、「MLM」って何時から存在するの??
とりあえずこれで「ねずみ講とMLMの違い」はハッキリしましたが、
更に分かりやすく説明できる方法は無いかなぁと考えた結果、思いついたのが↓です。
「MLMの歴史をまとめる」
…MLMって国内の認知度はまだまだ低いものの、一方で「いつの間にか存在していた」という印象があるのも事実。
このような「曖昧な扱われ方」をしているから「よく分からないもの=怖い」と思われるのかもですが。
ポイント①何時、何処でMLMは産声をあげたのか?
ネットワークビジネスの始まりは、アメリカで1930年代に小売り販売の一形態として誕生しました。
1930年代…この記事を書いているのが2019年なので、およそ80~90年…
つまり「MLMには“約一世紀”の歴史がある」ということですよね!!
おぉ…スゴイ…
更に前述した内容を『ネットワークビジネス パーフェクトマニュアル』(佐藤幸雄 著)で確認してみたところ、P14~15に↓の内容が記載されていましたよ。
- 1934年創業でカリフォルニアに本社を置く「カリフォルニアビタミン社」(※)が起源
- ビタミン社は自社製品愛用者に対し「製品販売員」「新規販売員をリクルートできる」権利を与える
- 販売員には「商材」「販売員リクルート」以上2点がポイントとして付与される
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