「MLMにチャレンジしたい!
あなたがそう考えたとして、「次」に気になることは何でしょうか?
きっと多くの方が
「MLMの売り上げトップの会社でビジネスをしたい」と思うはずです。
MLMの売り上げが上昇しているということは、単純に考えて会員の利益も増えますよね。
もちろん、人気のある企業はそれだけ競争率も高いでしょうから、簡単に利益を増やすことは難しいと思います。
けれど、ランキングから「上位のMLM企業」の特徴を考えていけば、少なくともそこから見えてくるものがあるのでは?
ということで、まずは「NBW」というサイトを参考にランキングをまとめてみました!
2018年MLM売り上げランキング TOP10!
参考URL: http://www.networkbusiness.gr.jp/ranking.html
世界売り上げランキング
- Amway
- AVON
- Herbalife
- Vorwerk
- Infinitus
- Mary Kay
- Natura
- Perfect
- Nu Skin
- Tupperware
「MLM世界売り上げランキング」から見えてくるもの
ご存知「アムウェイ」は世界的にも認知度高い?
検索サイトに「MLM」と入力すると必ずアムウェイ関連情報が引っかかることから日本国内の認知度の高さが分かりますが、
それにしてもまさか世界共通だったとは…!!
アムウェイというと、「MLM=ねずみ講、違法、勧誘」というネガティブなイメージの代名詞として認識されている節がありますよね。
ですが、元々MLMの発祥はアメリカなので、もしかしたら海外では「MLM=ビジネスのひとつ」として当たり前に扱われているのかもしれません。
そう考えると、日本でネガティブなイメージの強いアムウェイが、世界ランキングで1位を獲得するのは、ある意味納得のいく結果ではないかと個人的に思いました。
ところで、「アムウェイ」ってどんな企業?
「MLM=アムウェイ」という方程式はあまりにも有名なので、別ページで考察するつもりですが、ここではとりあえず概要のみご紹介します!
「Amway 会社概要」
社名:日本アムウェイ合同会社
本社:東京都渋谷区
支店:札幌、仙台、横浜、名古屋、大阪、広島、福岡
設立:1979年5月
従業員数:383名(2017年時点)
事業内容:アムウェイ・コーポレーションから家庭日用品等輸入、販売
URL: http://www.amway.co.jp/
アムウェイが輸入、販売を手がける商品が果たしてどんなものなのか非常に気になりますね(^^)
2位~3位はどんな企業?
さて、1位のアムウェイはすぐに分かりましたが、その下に並ぶ企業名はご存知ありません…
ということで、とりあえず2位~3位の上位に食い込んだ企業について調べてみました!
「AVON」
1886年、香水の製造販売を手がける「カリフォルニアパフュームカンパニー」からスタートし、1968年にアジア1号店として日本に上陸。化粧品のほか、酵母を使用したオリジナルブランドや健康食品など、時代を超えて女性に「美」を提供すべく様々なプロダクトを販売している。
2017年、量産向けブランドスタート。
URL: https://www.avon.co.jp/
取扱いブランド:酵母スキンケア「ミッション Y」、ケアコスメ「ミッションスペシャルケア」、トータルメイクアップブランド「fmg」、肌質調整「ACTIA」、「BBシリーズ」、「オールインワン」、「nature&marche」、「デイリーケア」、「健康食品」etc
「Herbalife」
1980年、「人々の生活向上」を目的に栄養補助食品の提供を行う企業としてマーク・ヒューズが設立。研究機関に属する専門家の意見をもとに独自の「ハーバライフ製品」を手掛ける。安全性が保証された製品の製造や社会貢献活動などを行いつつ、現在世界90カ国以上に活動の幅を広げている。昨今はクリスティアーノ・ロナウドを看板にスポーツ補助食品等を販売。
URL: https://www.herbalife.co.jp/index.html
取扱いブランド:栄養ドリンク「フォーミュラプロテインミックス」、「アロエドリンク」、フレーバーティー「ティーコンセントレート」、「サプリメント」、「栄養補助食品」、「スキンケアブランド」etc
ポイント①「健康」に特化した商品ばかり!
1位~3位までの企業の概要をまとめていきましたが、そのほとんどが「健康食品」「化粧品」など、ライフスタイルに特化した商品を扱っている事実に思わず驚かされてしまいました…。
しかし、順位が決まるのは、たとえ似たようなタイプの商品を扱っていたとしても、「必ず売り上げに差が出る」という証拠でもあります。
この「差」とは、果たしてどのようなものなのでしょうか?
1位~3位それぞれの企業が扱う商材の特徴をまとめながら考えてみましょうか。
ポイント②売り上げ1~3位の商材をチェック!
以下、アムウェイ・AVON・Herbalifeにて扱われている商材をまとめましたよ!
アムウェイ
ヘルスケア | ・健康補助食品 ・化粧品 ・バス ・ボディ ・ヘア・オーラルケア |
ライフスタイル | ・キッチン用品 ・調味料 ・空気清浄機 ・浄水器 ・洗剤 ・etc |
ビジネス | ・カタログ ・DVD ・etc |
AVON
こちらなんと2019年から色々変更があったようで、とりあえず以下記事を参照してください!!私も急でビックリした…いつの間に…
米発「エイボン(AVON)」ブランドを展開するエイボン・プロダクツ(AVON PRODUCTS)は9月1日、社名をエフエムジー & ミッション(FMG & MISSION)に変更した。自社ブランドのさらなる育成と海外事業の拡大が目的だ。
https://www.wwdjapan.com/articles/924545
(中略)
エイボン・プロダクツは競争が激化するビューティ業界において、ここ数年、分社化や買収などが続いている。
これがキッカケで順位変動が起きてもまったく不思議ではありませんが…
とりあえず本題に戻って商材をチェックしていきましょう!!
ヘルスケア | ・自然由来成分を基本に、テーマや効果がそれぞれ異なる基礎化粧品 ・ケア用品 ・化粧品 ・健康補助食品 |
Herbalife
ヘルスケア | ・目的別の健康補助食品 ・基礎化粧品 ・ヘアケア |
結論:アムウェイが扱う商材の種類が突出している😲
アムウェイは何故人気なの?理由を掘り下げてみた
売り上げ1位=商材の人気度、という方程式が成立するかはさておき、少なくとも他企業以上に認知度が高いからこそ、それが結果に反映されているのは間違いない。。。
さて、以下の結果を見る限り、1位と2位の間に明確な差があることは歴然としているものの、だからこそ理由が気になるところ。
- アムウェイ:$8.60 billionAVON:
- 5.70 billion
ということで、上記商材等確認しつつ、アムウェイ人気の秘密に迫ります!!
理由①商材の種類が豊富
アムウェイ商材の種類の豊富さは言わずもがな…ですが(゜o゜;
ここで質問です!
Q.MLM導入企業の多くが揃って日用品ばかり商材に選ぶ理由は何でしょう。
A.消費者にとって身近な商品の方が興味を持たれやすいから。
販売企業の目的は商品を消費者に購入してもらうことで、そのプロセスに情報提供があるわけですが、ここにネズミ講というネガティブイメージが根強く影響してしまうから、これをまず払拭する必要が生じる。
なので、化粧品やライフスタイルグッズ等、消費者が日常的に触れる機会が多い商材を扱えば、不信感を持たずフラットな状態で興味を持ってもらいやすいのです!
結論:消費者行動を理解した者がMLMを制する?!
アメリカではビジネスのひとつとして認知されているMLMが何故日本になると不評なのか…
その答えは、ネズミ講と混同してしまう他、「商材の少なさ」も関係してるのかもしれません。
例えば、皆さんにとっては↓のうちどちらが怪しいですが?
A:自然素材を中心に化粧品やヘルスケア商品等各種取り揃える
B:ひとつの素材を探求した結果誕生した究極の一品を販売
Bも興味が湧くものの、いまいち怪しさが抜けきれないため、普通はAを手に取る方が多いと思います。
商材へのこだわりが強いことはとても素敵です。そこに秘められたストーリーも興味深い。
けれど、この思いが一極集中してしまうと、消費者にとっては重いだけで、手に取るのをためらってしまうもの…。
その点、消費者のライフスタイに特化した商材を豊富に取り揃えるアムウェイのやり方は「上手い!」のひと言ですね!
「○○を購入したらこんなに素晴らしい未来が待っていますよ!」
というストーリーを込めつつ、
様々な商材によって変わる可能性は無限大にあることを予感させるアムウェイのビジネスは、消費者行動分析の効果のあらわれでしょう!
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